1%の可能性に期待する自分が嫌い
  王子様は日替わり
  優しくてからっぽな音がした
  僕のなかにあるすべての言葉を使って
  唇に触れたのは、 (君が先か涙が先か)

  マカロニみたいな僕ら
  そっと溶けては底に残る
  君へ未来を贈る
  ベビーピンクがつむぐ嘘
  君と僕がいればいつだって始まる
  
  白でぬって赤をそえて
  淡い期待にそっと息を止めた
  80円で伝わる想いについての考察
  赤インクの失態
  目覚める前に死ねたなら

  零れた涙と言葉を拾って
  帰り道なんて忘れてよ
  どうか何も知らないまま
  背中合わせで明日を見る
  首輪のないネコの話を信じるな






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